こんにちは。商いの価値を再定義し伝える専門家、三浦事ム所の三浦路夫です。

ブランドをつくるには、サイトもロゴも会社案内も一度に変える必要がある。そう思うと、予算の限られた会社では始めにくくなります。

私なら、まず営業担当者に「お客様へ、毎回同じ補足をしていることはありませんか」と聞いてみます。そこには、既にある資料で伝えきれていないことがあるからです。

例えば、見積書を渡すたびに「この費用には納品前の確認も含みます」と説明している。その確認が、お客様のやり直しを防ぐために欠かせない仕事なら、書面でも意味が伝わるようにできます。

新しく大きな制作物を増やさなくても、何に対価を払うのかを理解してもらう改善はできます。

安く直せる場所より、判断に関わる場所

ここで、手軽さだけで優先順位を決めないことが大切です。ほとんど使われない会社案内を直すより、毎週出している見積書を見直す方が、反応を確かめやすいかもしれません。

よく使うこと、お客様が迷っていること、自社の大切な価値に関わること。この重なる場所を探します。

見積書なら、まず一つのサービスで試し、説明が通じるかを見ます。質問が減っただけでなく、誤解なく発注してもらえたかまで確認できれば、他のサービスへ広げる判断ができます。

もちろん、原稿を直す人の時間は必要です。「費用がかからないから無料でできる」とは考えず、誰がいつ行うかを決めます。通常の営業会議で一件ずつ見直す方法でも構いません。

最初から全社を変える予算がなくても、お客様に価値を理解してもらう仕事は始められます。その小さな改善を通じて、次に何へ投資する必要があるかも見えてきます。まずは、営業担当が何度も説明している一言を、会社の資料に残してみませんか。

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