こんにちは。商いの価値を再定義し伝える専門家、三浦事ム所の三浦路夫です。

会社全体のブランドを整えるべきか。まず一つの商品を売れるようにするべきか。限られた予算で考えるなら、順番は気になるところです。

会社のブランドは、商品が変わっても「この会社なら」と期待される土台です。商品ブランドでは、特定の商品が、誰のどんな期待に応えるかを明確にします。

例えば食品会社が、家庭向けの商品と飲食店向けの商品を持っているとします。家庭では使い切りやすさ、飲食店では仕込みのしやすさが選ぶ理由になるかもしれません。同じ説明に揃えると、それぞれの良さが見えにくくなります。

一方で、原材料の説明を正確にする、不明な点に誠実に答えるという姿勢は、会社として共通にできます。商品ごとに伝える価値が違っても、根底にある会社への信頼はつながります。

いま、何が伝わっていないのか

新商品の用途がわからず売れていないなら、その商品の対象と説明から取り組む方法があります。すべての経営方針が完成するまで待つ必要はありません。

ただ、複数事業の方針がばらばらで、社員も何を優先する会社かわからないなら、個々の広告を直すだけでは解決しにくいでしょう。会社として共通に守ることを話す必要があります。

この違いを見極めるため、「今回の問題は他の商品にも起きているか」と尋ねてみてください。一商品に固有の問題か、会社全体の判断に関わる問題かを考えやすくなります。

どちらから始める場合でも、一方だけで完結させないことです。商品で約束したことを会社が支えられるか。会社の方針が商品を選ぶ人にも意味を持つか。その行き来をしながら、取り組む範囲を決めていきましょう。

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