こんにちは。商いの価値を再定義し伝える専門家、三浦事ム所の三浦路夫です。

整ったオフィスの写真はある。完成した商品も、きれいに撮れている。でも、その会社がどんな仕事をしているかは、よくわからない。

そんなときは、何を撮るかを、伝えたい価値から考えてみてください。

例えば、品質を確かめる工程が強みなら、完成品だけでなく、確認している場面にも意味があります。誰が、何を使って、どこを確認しているのか。その写真に短い説明があれば、品質という言葉の裏づけになります。

ただ、作業風景を載せるだけでは、専門知識のない人には意味がわからないこともあります。「この確認で、どんな不具合を見つけるのか」まで説明して初めて、顧客にとっての価値へつながります。

撮影前に、写真の仕事を決める

親しみやすさを感じてもらう写真と、技術を確かめてもらう写真では、必要な場面が違います。先に大量に撮るより、一枚で何を伝えるかを決める方が、必要な写真を揃えやすくなります。

サイトの横長の場所に使うのか、紙面の縦長の場所に使うのかも、撮影前に共有します。後で切り取ったら肝心の作業が見えなくなる、ということを防ぐためです。

もちろん、写っている社員や顧客、図面などの公開範囲は確認します。実際の仕事を見せる写真として使うなら、素材写真を自社の現場と受け取られるように置かないことも必要です。

次の撮影では、「会社が大切にしている仕事が見える場面」を一つ挙げてみてください。撮る前に現場へ聞くことで、普段は見過ごしていた工夫に気づくこともあります。

写真は、良い雰囲気をつくるだけでなく、任せる理由を理解してもらう材料にもなります。何を写すかから、自社の価値を考えていきましょう。

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